出演者

多田誠司(ただせいじ)

1997年6月に待望の初リーダー作『THE GIG』を東芝EMIより発売。SWINGJOURNAL誌主催、97年度「日本ジャズ賞」部門で第三位に入るなど、各方面より絶賛される。また、世界的トランペッター日野皓正に認められ、1999年から2009年まで彼のグループにレギュラーメンバーとして参加。海外でも数多く活動する。2000年11月に自己のリーダーバンド「the MOST」を結成。2001年にCD「much,more,the MOST」でデビュー、高い評価を得る。2014年からは若手トップミュージシャンたちのユニット、Oaky(宮川純org,横山和明ds)を結成。2016年6月にデビューアルバム「Oaky-Dokey !!」をリリース(ゲスト井上銘g)するなど、若手ミュージシャンの育成にも力を入れている。2017年には初のNYレコーディングを敢行。リニー・ロスネスp,ピーター・ワシントンb,ケニー・ワシントンdsという現代最高のリズムセクションと共演し、2018年3月にCD「Workout!!」としてリリースする。教則本等も、超絶アルトサックス、超絶アルトサックス ザ・スコア、最強のアドリブメーカー、超絶アルトサックス DVD、Jazz sax start guide、など多数出版。現在はリーダーバンドとして「Oaky」「多田誠司Workout Quartet」「We Three Kings」「Taurus」を率いる他、スガダイローpとのデュオ、松本茜pとのデュオ、香取良彦Jazz Orchestra など多方面で活動中。また、2005年からの世田谷区の中学生を対象としたドリームジャズバンド(校長:日野皓正)の指導のほか、洗足音楽大学および飯田ジャズスクール、Da Capoで講師として教鞭をとるなど、教育活動にも力を入れている。2013年、地元高松市観光大使を拝命。岡山大学JAZZ研究会OB。

橋爪亮督(はしづめりょうすけ)

岡山大学在学中20歳の時にボストン・バークリー音楽大学から奨学金を受け渡米。1996年同校Jazz作曲科卒業。同年初のリーダー作となる「And Then You Heard Tales(HAO Record 428)」をアメリカ国内でリリース。 翌年2枚目のリーダー作「In A Stranger’s Hand(HAO Record429)」をリリース。 1997年に帰国。2006にはPOLYSTAR JAZZ LIBRARYより国内初となるリーダー作「WORDLESS」(P.J.L. MTCJ-3031) をリリース。2008年 BounDEE JAZZ LIBRARY より国内2作目となる「AS WE BREATHE」(B.J.L. DDCJ-7004) をリリース。2009年 Grapes Record より国内初のライブ録音となる「Needful Things」(GPS-1206) をリリース。2012年 tactile-sound records より「ACOUSTIC FLUID」(TS-001)リリース。2013年 Apollo Sounds よりグループとしては初のライブ盤「Visible/Invisible」(APLS-1304) をリリース。2014年続編となる「SIDE TWO」(APLS-1410) をリリース。2017年 Apollo Sounds より5年ぶりとなるスタジオ録音盤「imcomplete voices」(APLS-1704)をリリース。現在は全曲オリジナルによる自身のグループを中心に、新宿ピットインを始め、首都圏ライブハウス等で活動中。その繊細で美しい独自の音空間は、他の追随を許さない。

西山瞳(にしやまひとみ)

2005年横濱ジャズプロムナード・ジャズコンペティションでグランプリを受賞後、2006年スウェーデン録音CD『キュービウム』でデビュー。自己のトリオを中心に国内外で活躍し、2010年インターナショナル・ソングライティング・コンペティション(アメリカ)で、ジャズ部門3位を受賞。コンポーザーとして世界的な評価を得た。 2015年には、ヘヴィメタルの名曲をカヴァーしたアルバム『ニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル』をリリース。ジャンルを超えたベストセラーとなり、2016年には『ニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル 2』、2018年に『ニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル 3』をリリース。高崎晃(guitar)、デーモン閣下の推薦を得て、いずれも高評価、好セールスを記録。雑誌、WEBメディアなどでの執筆や連載などを通じても、ジャズとヘヴィメタルを横断した活動を継続中。現在は、自己のトリオ、NHORHMの他に、東かおるvocalとのヴォーカル・プロジェクト、安ヵ川大樹bassとのデュオ、ビッグバンドへの作品提供など、幅広く活動。横濱ジャズプロムナードをはじめ、全国のジャズフェスティバルやイベント、ライブハウスなどで演奏。オリジナル曲は、高い作曲能力による緻密な構成とポップさの共存した、ジャンルを超えた独自の音楽を形成し、ヨーロッパジャズを背景とした独自の音楽性により、幅広い音楽ファンから支持されている。

熊本泰浩(くまもとやすひろ)

岡山市出身。中学1年よりウッドベースでジャズを始め、15歳でアルトサックスに転向。クラシックを仲田守氏に、ジャズを大森明氏に師事。大学卒業後プロとして活動を開始。中本マリ(Vo)、大徳俊幸(pf)、徳山陽(pf)、前田憲男(pf)、五十嵐明要(as)、大森明(as)、中川喜弘(tp)、中川英二郎(tb)等と共演。2002年より名門ラテンバンド「有馬徹ノーチェ・クバーナ」に参加、リードアルトを担当。2016年より「猪俣猛JAZZ ORCHESTRA」のリードアルトとしても活動開始。自己のカルテットのほか、主宰する6管3リズムのBopBand「BBC」をはじめ、多彩なユニットで都内・東京近郊での演奏活動を行うほか、近年は各地へのツアーも積極的に行っている。

Mika(みか)

岡山県倉敷市出身。幼い頃からクラッシック音楽を学び、その後、ブラジル音楽に興味をもち、1996年単身渡伯。サンパウロでブラジル音楽の演奏の基本を学び、『Mika/Elegant Samba Jazz』(2006)を自主制作するなど、現地の著名なミュージシャン等と音楽的な交流を深めた。2008年には、ブラジルの首都ブラジリアで開催された第30回International Summer Course of Brasili(aインターナショナル・ミュージック・サマー・キャンプ・イン・ブラジリア)に、Mikaは唯一人の東洋人講師として講師として招かれるなど、本場ブラジルでも高い評価を得る。同年、活動の拠点をNYに移し、2013年5月にはセルジオ・バホーゾ(bass)、ハファエル・バラータ(drums)とのトリオで、公式デビューアルバム『Mika Samba Jazz Trio vol.1』) (TeeGa Music)を日本国内でリリースし、各種メディアの注目を集める。2014年、samba for johnny(アルバム名)を初めて、アメリカからリリース。2015年にはボサノヴァのレジェンド マルコス・ヴァリを迎え“Balanco zona sul”を全世界に向けリ
リース。発売と同時に、その内容のクオリティーの高さと、オリジナリティに各方面から高い評価を受け、JAZZIZ(アメリカ雑誌)の2016年冬号において、Mark Holstonにより“Critics choice 2015”に選ばれた。また、同年自己のトリオのオリジナルメンバーであるセルジオ・バホーゾ、ハファエル・バラータを招聘し、全国主要都市でのツアーを行ったところ、日本であまり知られていないサンバジャズというジャンルの音楽で、全公演sold outという異例のセールスを記録。現在は日本に拠点を移し、東京、関西を中心に精力的に活動している。

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